さて、陶器と磁器の違いってなんだろ、と気にはなってたけど。


あらためて問われると「はてさて?」


「陶器」はいわゆる焼き物です。原料は粘土、窯で1100〜1300℃の温度で焼いたもの。釉薬を用いる(用いないのは土器)
透光性はないが、吸水性がある。厚手で重く、叩いたときの音も鈍い。


磁器も焼き物だけど、焼成温度がやや高め。同じく原料は粘土だけど、成分がやや違う、というより粘土を作るときのブレンドが違うのか。
磁器は半透光性で、吸水性がない。また、陶磁器の中では最も硬く、軽く弾くと金属音がする。


だもんで、素焼きのコップで牛乳飲むとしこたま怒られます(吸水性がある)逆に、小さな穴が細やかな泡を作るので、ビアグラスにはありますなあ。
土鍋は「慣らし」をしたほうが良いのも同様の理由。まあ、お粥作ればいいんだろうけど。