三奈木の黒砂糖

お誘いいただきまして、朝倉市三奈木に黒砂糖つくりを見に行ってきました。

まあ、絞って、濾して、煮つめて、出来上がり、なんですが(笑)


原料となる「きび」 寺内ダムのふもとのあたりの土とよくあうそうで。一町三反、一反に3000本ほど植えるそうなんで、全部で4万本弱ですか。わおー。
種となるきびは、種子島から持ってくるそうで。冬場の温度管理むずかしいもんなー。


モーターでがりがりと絞っていきます。昔は水車だったそうで。よか機械にいれかえたけん、仕事のはようなったけど、昔は一本一本しぼりよったそうです。フレッシュな甘さ。



三段階にわけて煮詰めていきます。ぜんぶ火力。



煮詰めて、煮詰めて。あくをとっていきます。



最後はこんなカンジ。



よし、となったら一気に冷やします。燃え盛る薪を移し、赤い炭をかきだして濡れた布を炉にいれて冷やします。時間勝負。



鍋に移してこげないように攪拌します。



懐かしい計量器。これでできあがり〜。




できたてをもちに包んでいただきました。これ、今年のもちつきでやろうっと!




しぼって、あくをとりながら煮詰めて、煮詰めて、煮詰めて、というシンプルな工程。石灰もつかわず仕上げていきます。ほんのり酸味と、切れのよい甘さ。朝倉の「地砂糖」ですね。


12月になったら入荷予定です。また、お知らせいたします。