ざぶん賞記念講演「作家が育つ土地」

日曜日は黒木へ。ざぶん賞記念講演「作家が育つ土地」と題して、新潮社の編集者である池田雅延の講演。一時間あまりの短いものでしたが、なかなかこれが面白かった。


曰く、「学ぶ」の語源は「まねぶ」であり、真似ることが学ぶことなんだ、と。真似て、真似て、徹底的にまねをする。その、真似をした先に出てきたものは、きっとオリジナルなんだ、と。

「隠そうとしても隠そうとしても、どうしてもにじみ出るもの。それが個性」ともいいますが、あんがい個性なんてそんなもんかもねー。そういう意味においては、「オリジナルでありたい」なんてそれはおこがましいこと。

とにかく、他人と違うことをよしとする風潮ですが、それはどうだろうね。


まずは「まねぶ」こと。