アスカ:健康食品で「有機」偽装 農水省が改善指示


有機じゃないのに「オーガニック」と虚偽表示
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091218-OYT1T01133.htm
 

「自信があるから電話はしません」のCMで知られる健康食品販売「アスカコーポレーション」(福岡市、南部昭行社長)など2社が、有機食品ではないのに「オーガニック」と虚偽の表示をして販売していたことが分かり、農林水産省は18日、日本農林規格(JAS)法に基づく表示の除去命令と改善指示をした。

 違反商品は延べ約26万人に40万点、17億円分が販売されており、同省では「健康食品では過去最大規模の偽装」としている。

 同省によると、アスカ社などは昨年11月から今年8月にかけて、サプリメントや清涼飲料水など25商品を「オーガニックヘルス」などと表示して通信販売。JAS法では、「有機」などと表示するには、作付けの2年前から農薬を使用しないなどの条件を満たした原材料を95%以上含む必要があると規定しているが、販売した5商品はこうした原材料が全く含まれず、20商品もほとんど使用されていなかった。

 2社は今年8月に同省から改善指導を受けたが、18商品はその後も販売が続けられた。アスカ社は「少しでも有機原料が入っていればいいと思った。(指導後も販売を続けたのは)現場への指示が不徹底だった」としている。

 アスカ社は1999年設立。社長自らが出演するCMで知名度を高め、昨年度の売上高は102億円。

販売代金で17億円分、ってすごいなあ。
でも、罰金って100万円くらいですよね。完全な「やり得」ですよ。これを変えないかぎり、「有機」の偽装は続くよ。

会社ホームページ:http://www.aska-corp.jp/


南部社長のページ「真実を知り正しい選択を」は必見。
http://www.aska-corp.jp/company/president0912_1.html

化粧品や健康食品の隠された真実を、語り続けてきた南部。
他社を廃し、アスカだけが得をするように誤解されるかもしれませんが、
利益優先、拝金主義は最も南部が否定していること。
お客さまが正しい選択をしていただくために、事実を知っていただきたい。
その想いこそ、アスカが天然にこだわり、
オーガニックを極めようとする原動力となっています。

オーガニックをウリにして成長したアスカコーポレーション。極めた先は、偽装ですか。
「偽装」って、やっぱり儲かるから、やっちゃうのかな。南部社長にお伺いしてみたいもんです。


いや、南部社長は、いいことも言ってるんです。

例えば「無添加化粧品」。何が無添加なのか、はっきりしません。パラベン無添加にして、あとはいろいろ入ったとしても、無添加化粧品になるわけです。なんとなく言葉の持つイメージで商品を選ばせるやり方には、非常に疑問を感じますね。だからアスカは、すべてをきちんと伝えるために、すべての成分を由来まで表記しているのです。

本来は、消費者が成分の意味をわかればいいんだけど、なかなか難しいんですよね。