ざっくりと、梅の感想。

今年は、例年より10日ほど遅い印象。地方によっては、落果が早く、実の充実も遅いです。梅エキス用の品種も今年は厳しいかなあ。小梅はなかなか良かった。あれ、安く売りすぎた(笑) ま、買えた方はラッキー、ってなもんで。
原因としては、春先の花が咲くころの大雨。そして、続く低温。6月になっても長袖をしまうのをためらうなんて。ここ数日、昼間がやっと30度ちかくなってきたものの、夜はやや冷え込むカンジ。


2010年3月

http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/40/8240.html?c=2010&m=3

日本の南で高気圧が平年より強かったため、南から暖かく湿った気流が入りやすく、北日本から西日本にかけては、低気圧や前線の影響を受けやすかった。上旬は本州付近を次々と低気圧が通り天気がぐずついたほか、中旬以降も数日おきに低気圧が本州付近を通過し、平年に比べ曇りや雨または雪の日が多かった。このため、北日本日本海側と東・西日本では月降水量はかなり多く、特に東日本太平洋側では地域の統計を始めた1946年以来、3月としての最大値を更新した。また、北日本と東日本日本海側、西日本日本海側では月間日照時間がかなり少なく、北日本日本海側と東日本日本海側では3月としての最小値を更新した。一方、沖縄・奄美では、低気圧や前線が平年より北を通過することが多かったため平年に比べ晴れの日が多く、月降水量はかなり少なかった。月平均気温は、北日本で平年並、東日本以西で高かったが気温の変動が大きかった。上旬と中旬は、一時的に寒気の影響を受けた上旬の終わりを除き、南から暖かい空気が入り気温は平年を上回る日が多かった。一方、月末にはこの時期としては強い寒気が流れ込んだ影響で全国的に顕著な低温となった。

3月10日に雪が降ってるんですな。もう忘れてたけど(笑)
あ、思い出した。東京出張してて、都内の交通機関が大混乱してたんだ。
えらいめあったんですよ。

2010年4月

前線を伴った低気圧が日本付近を頻繁に通過したため曇りや雨の日が多く、全国的に日照時間がかなり少なかった。また、東・西日本では降水量がかなり多かった。北・東・西日本では、前半は低気圧が1〜2日おきに通過したためその前後で気温の日々の変動が大きくなった一方、後半は4月としては強い寒気が断続的に流れ込んだため気温が平年を大幅に下回った。特に、東・西日本では月平均気温がかなり低くなった。17日には、顕著な低温の中、本州の南海上を低気圧が通過したため関東甲信地方から東北地方南部にかけての広い範囲で降雪および積雪を観測し、東京・横浜・熊谷・前橋・宇都宮・甲府では41年前の1969年に観測した最も遅い降雪の記録に並んだ。

4月に入っても、最低気温が一ケタ台。
あと、結構雨が多かった気がする。


鹿児島で農家さんとお茶の話をしていたんですが。
4月の上旬に霜が降りたそうです。って、いまいちインパクト伝わらないか(笑)
で、静岡県なんかだと、6割減の産地もあるそうで。6割、じゃなくて、6割減、です。前年比40%の生産量。しかも、こういう天気だと良いものの量もすくなく、やはり全体的に味も(価格に比べて)落ちている印象。
あちらこちらから、新茶を頂戴しますがなかなか難しいですね。やはり、土作りをきちんとされている方のお茶は、味の落ち幅が少ないような気がします。あくまでも主観ではありますが。

土をきちんと見る、ということは、必然的に小規模な生産者となります。小規模だから土を見ている、とはならないんですけどね。このあたり、やはり生産者とお会いして、どういう観点で作っているのか、この人がめざすところは、どこなのか?それを、伺ってみると見えてくるものがあります。


お天気の話にもどすと。

こちらが2009年3.4月のデータと短観。
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/40/8240.html?c=2009&m=3


去年は、梅はよかったんですよねー。でも、紫蘇が。からっからに晴れて、雨が少なくてぜんぜん伸びなかった&色の出が悪かったです。今年はどげんじゃろーか。