今話題の!

厚生省は毎度おなじみの「直ちに健康への影響はない」といってるようですが、んなこたーない!と九大の先生にいわれるまでもなく・・・。


まあ、32だの50だのといわれてもいまいちピンとこないのですが。
これは禁煙をよびかける資料なんですが、つまりは喫煙室にいるのとそう大差ないようですね・・・。やれやれ。
喫煙室は入ると「くさっ!」とわかりますが、大気汚染のPM2.5は症状がでるまでわからないもんなあ。まあ、目がチカチカしたりってくらいか。


最近、よく参考にしているのは

気象庁 黄砂情報

九州大学 大気エアロゾル(微粒子)予測

環境省 そらまめ君


ただ、だいたいの傾向として頭にいれとくのはいいんですが、イメージが固定化されて大雑把な把握で理解したつもりになると危ないかな。

実測値を自分でチェックしとかないと、たとえば久留米は低くても城島は高い、とかざらにありますし。高い時も低い時もあるから、その中で上手に生活していかないと閉塞感できつくなる人もいるかと思います。、
まあ、外に出ないというわけにもいかないしねえ、というのが正直なところで。排毒を心がける生活、送りたいものですね。あと、肺系弱い人は注意ですな。佐賀の矢山先生が、いろいろと情報だしておられます。


しかし、身の回りにメイドインチャイナがあふれるこの現代。環境対策のコストを省くと確かにものは安くなるんだけど(中国産が安いのは人件費が大きな理由ではない、と個人的には思ってます)、こうやって壮大なしっぺがえしがくるんだなあ・・・。
フィリピンのスモーキーマウンテンしかり、アフリカもたしかナイジェリアあたりでしたっけ、廃棄家電なんかを野積みにしてて問題になってたかと(業者はあくまでも「保管」と主張、このへんは日本の産廃業者と変わらないですね)


んで、そもそもの原因ってなによ?と思ったんですけど、中国の急激なモータリゼーションと、供給される燃料の質の悪さが一因では?と。

「焦点:深刻化する中国の大気汚染、背景に複雑な政治力学」
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE91300F20130204?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0


そういや、中国って原油どこからもってきてたんだっけ?自国で油井もってたっけ?
野菜とおんなじで、おなじ原油でも産地によってずいぶん質がちがいますし、そのために精製技術が発達したとか、戦闘機の燃料は日本抜きには語れない、とか、世界一クリーンな原油は日本にあったんよとか、面白い話がいっぱいあります。さすが技術立国ジャパン。