- 米農務長官「検査官、除去義務認識せず」・危険部位混入
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060121STXKG004321012006.html
【ワシントン20日共同】ジョハンズ米農務長官は20日、対日輸出した米国産牛肉に牛海綿状脳症（ＢＳＥ）の病原体がたまりやすい特定危険部位の脊柱が混入していた問題で記者会見し、担当の検査官らが「除去する必要性を認識していなかった」と述べ、検査態勢に深刻な不備があったことを認めた。問題の牛肉を輸出した食肉業者も「輸出基準の解釈に誤解があった」と釈明。米国の安全対策のずさんさを露呈した。
米国産牛肉に対する日本の消費者の不信は一層強まり、再停止された貿易の再開には長期間を要する可能性が出てきた。
ジョハンズ長官は会見で「この問題を極めて深刻に受け止めている」と述べた上で、検査ミスを犯した担当者に「適切な人事上の措置」を取ると明言、省内処分に踏み切る意向を表明した。原因究明に向けて徹底した調査にも着手、再発防止策と併せて早急に日本政府に報告すると約束した。 (09:34)
ちょっと待て。「万全の検査」って言ってなかったかあ？
