蚊取り線香っていうけれど

蚊取り、っていうけど別に取りはせんですね(笑)
蚊にせよ、虫にせよ、強いにおいを避けますので、それを利用します。蚊よけ、っちゅうのが正確な言い方かも。国産原料だと、ヒバとか樟脳、外国産だとシトロネラ、ペパーミントなんかもそうですかね。なんか、蚊よけのハーブあったなあ、と検索してみたら、

などが効果あるみたい。とはいえ、蚊よけの効果を期待するには相当量植えなきゃならんらしいし、そもそもハーブ系は爆発的にほこるので、鉢植えにしたほうが無難です。鉢ごと埋めたり。うまく使えば、コンパニオンプランツともなってくれ、防虫効果もあるんですけどね。


現在では、原料にピレスロイド系の薬剤を混ぜるのが主流だと思います。そら除虫菊を摘んで、乾燥させて、粉末にして、いちいち蚊取り線香に練りこんでおったら割りにあわんですな。そもそもそんなに効かない、っていう話も。除虫菊の効果成分である天然ピレスロイドのピレトリンは光、酸素、アルカリに不安定で、環境中に揮発した後は速やかに分解・失活する短時間作用型、だそうな。そら効かんわーw


でも、作ってみたらおもしろかろうなあ。どんなニオイなんだろ。まあ、そんなんでも燻されたら、たまらんでしょうけど。昔、杉の葉だけの蚊遣り線香を頂いたことがあって。すんげえ煙がでるの。視界5m、みたいなカンジ。黄砂なんてメじゃない。こら、人間もたまらんばい、ちゅうて続かなかったんですけど(笑)
でも、虫は来ない。そもそも、虫だけを殺す薬なんてないですよ。あ、ちなみに除虫菊そのまま植えても、たいした効果はないみたいです。