昔はよくナフタレン（ナフタリン）くさい人とかいましたね。衣類用防虫剤ではメジャー・・・と思ったらむしろ少数派らしいです。やっぱりピレスロイド系、パラジクロロベンゼン系が主流。爬虫類、両生類によく効き、哺乳類、鳥類にはあまり効かない、らしいです。まあ、そのへんのご判断はご自由に。きちんと洗濯して、密封、樟脳のかけらでもほうりこんでおけば充分じゃないですかねー？
ちなみに、樟脳の有効成分は空気より重いので、あるていど空気が循環するところ、たとえば押入れなんかだと高いところに吊るしたほうがいいですね。脱脂綿なんかに含ませて、吊るしておくのがいいかも。虫除けにもなりますよ。樟脳のいいところって、一日陰干ししたら匂いが消えるんですよね。良くも悪くも無臭。個人的には、市販の洗剤の香り、化粧品の香りが苦手なので助かります。
で、もいっちょ。使えない無駄知識。樟脳の有効成分には強心作用があるんすね。血圧を上げてくれます。敏感な人だと鼻血がでたりするそうな。そういや、昔鼻の壁が弱くって、よく鼻血だしてたなあ…。
蔵肆では「内野樟脳」さんの樟脳を扱っています。液体の「樟脳油」とブロック状の結晶との二種類です。
朝日屋さんのところに、見学記がありましたのでリンクしておきます。
「八女福島のことなど… 内野樟脳」
