出張で出水へ

先日、水俣まで出張だったので、ちょいと足を伸ばして出水の米農家さんを訪ねていきました。
出水と言えば個人的には海苔なんですが(笑)、世間的には米か鶴か、というとこでしょうか。今回は、そんな鶴のお話。


ツル博物館クレインパークいずみ
http://www.city.izumi.kagoshima.jp/izumi_crane/04turu/turu02.asp

先日、ラジオを聴いていてしったのですが、世界のナベヅル(鍋鶴)の約八割、マナヅル(真鶴)の三割程度が出水に渡来、越冬するそうです。地元の方の熱意と地道な環境整備などの努力の結果でしょうか。すげえな。
で、逆に困ってしまったのが鳥インフルエンザ。もし、出水で発生、流行してしまえば壊滅的な被害、最悪は種の絶滅の恐れがあります。


というわけで、現在は唐津だっけか、伊万里だっけか、なんせ佐賀のほうなどで環境整備、渡来地の分散を図っているそうなー。
・・・具体的にどうやるんだろうなあ?トラックとかで運んじゃうんだろうか?


鳥インフルエンザ、養鶏業者の被害というか悲鳴ばかりが報道されていますが、地味にあいがも農法をやっているかたにも影響が。もちろん罹るんですけど、基本的に野外だし、近所の目もあるし、と止めてしまう一因となっているようです。


でもさあ、あれってケージで密飼いしとるんで大流行するんじゃなかろうかー、と。不健康な飼いかたをすれば、これまで流行することのなかった病気が流行るのはあたりまえですよね。
ちなみに、鹿児島では3羽以上飼育する場合は届出が必要、とのこと。鴨でも、鶏でも、七面鳥でも、とのこと。


タイの水害でHDDが品薄になったり、新車の納期が延びたりさまざまな問題が出ましたが、同じように「集約」が進んだ結果でもありますね。
バランスが大事、とはいいますが、頭の痛い問題です。