食と農の交流会 棚田の集いin山都町

九州農政局の事業である「食と農の交流会 棚田の集いin山都町」にいってまいりました。


コレね。
http://www.maff.go.jp/kyusyu/press/kikaku/120813.html


まあ、内容はおいといて。農村の風景がすばらしかったので。



棚田の上から。お邪魔したのは熊本県上益城郡山都町菅(すげ)地区
お昼ごはんは、この真ん中のお宅の「縁側」でいただきました。
このお宅、地区130年は経ってます、とのことでしたが、裏の石造りの蔵がすばらしい!






補修は残念ながらコンクリなんだけど、こののみの跡。どーすか。いや、どーすかといわれても、という方のほうがおおいのでしょうけど(笑)
だいたい、この石はどこからもってきたんでしょうか。
少なくとも、この地区にはないんです。おそらく阿蘇あたりだよねえ。


この菅地区、平成になって鮎の瀬大橋がかかるまでは、清和村(当時)経由でしか熊本市街にでることができなかった陸の孤島、だそうです。大正5年の文字が見えますんで、100年ちかく前にえっちらおっちら、牛にでも引かせたのでしょうか。あの深い谷筋を運んでこられたのでしょう。



写真、撮り損ねたけど近所では倉庫の新築工事が。といっても、駐車場で材木を切り込んで作っておられたんですが。
今じゃ、倉庫っていえばプレハブや鉄骨があたりまえ、一ヶ月もかからず基礎からできちゃうんでしょうけど、「いやあ、材料はいっぱいありますけん」と森をさすじっちゃん。まさに、地産地消


ちょっといろいろ考え込んだ一日でした。