関東では記録的な大雪で

甲府で1mこえたとか、電車が衝突したとか、いろいろと報じられていますが。FBやツイッターののTLでもハウスつぶれたとか車庫がつぶれたとか。

そういえば、東北の山間地では廃屋が問題になってて。所有者が連絡先不明とか、都内の息子さんに連絡とれないとかで、手入れもなかなか、という。10年すまないと、相当なリフォームしないと住めませんもんね。天井や床も腐るし。かといって、なかなか借りたりするのも難しい、とか。で、その廃屋が豪雪でつぶれてしまう、と。あとの片付けは周辺集落や市町村にしわ寄せがくる、と。


平均的な日本家屋ってのがどれくらいの広さか、ってのがわかんないんですが(どっかに標準モデルあるのかな。地方と都心でずいぶんちがうだろうし)仮に60坪程度とすると屋根の面積ってどんなもんかなー。どれくらい雪が載るもんだろうか。


大黒柱一本で40トンくらい支えるんで、平均的な日本家屋が32トンだったかな、36トンだったかな。理論上は大黒柱一本で家は支えられるらしいんだけど(なんか唐傘おばけの親分みてえですな)、そこに雪の重みが加わって自壊していく、というのは悲しいもんです。たとえ、役割を失ったものとしても。


こっちだと雪の心配はほぼ無いのですが、桜島阿蘇山が噴火したときの降灰が怖いですね。
仮に20cmつもったあと雨でも降った日にはあちらこちらで倒壊、もちろん交通は麻痺したままでしょうし、下水システムも灰交じりの水を処理しきれるもんでもないでしょうし。ましてやそれを想定したシステムは天文学的な予算となって意味のないものでしょう。


そろそろ桜島が前の大噴火から100年経とうとしています。備えあれば憂い無し、かも。


20140217追記

  • 火山灰への備え

https://staff.aist.go.jp/miyagi.iso14000/Works/Review/REF/AshUSGS1999/HomePage.html


インドネシア・ジャワ島東部のクルト山(1731メートル)の噴火で、15日までに火山灰の重みによる壁の倒壊で70歳男性が死亡し、噴火に伴う死者は3人となった。国家災害対策庁は、火口から半径10キロに住む約20万人に避難指示を出しているが、火山灰は10キロ以上離れているマランでも降り積もっており、住民の中には自力で避難できずに兵士らに救出される女性もいた。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/140216/asi14021608400000-n1.htm