戦争もいろいろあるけれど、食糧戦争は始まっている

「日本の“食”をどう確保するか 〜食糧争奪 最前線からの報告〜」2015年3月8日

http://www.nhk.or.jp/bizplus/tokushu/20150308.html



尖閣列島の国有化以降、急速に冷え込んだ日中関係。あいかわらずちりちりと領空侵犯ぎりぎのことやってますけど、こちらは食糧争奪戦。


例えば、すでにオーストリアの牛肉、鮑、ロブスターなどは完全に中国に買い負け。
既に今までのような輸入量を全く確保出来ていないし、タラや天然サーモンなどの国際的に流通する水産資源も中国に買い負け、その輸入価格が高騰し続けている。


さば、イワシなど水産物も領海すれすれでごっそりまき網でもっていかれていますね。
今年の秋刀魚漁なんか、まさにそれ。

「サンマ漁不漁 小振りで宅配中止も」
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151004_73013.html



この現象はすぐに収まるものではなく、今後更に深刻なものになっていくんでしょうね。下手すりゃ、今後は野菜や米などの農産物においても中国に買い負け、日本に出回る分の価格が高騰する恐れもある。
だって、農業や漁業をする人は国籍関係なく高く買ってくれる人に売るわけだから。


第3節 世界的な水産物需要の増大と日本の「買い負け」 〜水産物奪いあいの時代へ〜
http://www.maff.go.jp/hakusyo/sui/h18/html/s1_1_3.htm