サラダ油とり過ぎで子の神経減少 マウスで実験


つまり、普通の油を先に摂取してしまうと、あとからいい油をいれても入っていかない、ということ?

サラダ油とり過ぎで子の神経減少 マウスで実験
http://www.asahi.com/articles/ASJ166VD0J16UBQU00L.html

妊娠中のマウスがサラダ油の成分をとり過ぎると、子の脳で神経細胞が減るとの研究成果を東北大などの研究チームがまとめた。人間の妊婦でも、食生活には注意が必要としている。

 油の成分である脂肪酸には、大豆油やコーン油などサラダ油に多いオメガ6と、青魚が多く含むオメガ3などがある。世界保健機関(WHO)などは、オメガ6の摂取量をオメガ3の5〜10倍に抑えるよう推奨している。

 研究チームは、オメガ6をオメガ3の40倍含むエサを妊娠期間とその前後の計約6週間、マウスに与えた。生まれた子を調べたら、大脳新皮質の厚みがふつうより2割ほど減っていた。成長後も壁から離れようとしないなど不安を示す行動が通常より多かった。

 東北大の大隅典子教授(神経発生学)は「オメガ6を多く含む植物性の油はコレステロールを多く含む動物性の油より体に良いと思われがちだが、とりすぎは良くない」と話す。米科学誌「ステム・セルズ」に発表した。