2020年9月台風10号覚書

今回、コロナとあいまって出てきた問題がコレ

 

台風10号 コロナ対策で避難所満杯 定員減、増設でも追いつかず

台風10号 コロナ対策で避難所満杯 定員減、増設でも追いつかず|【西日本新聞ニュース】

 

同市は通常の台風で50カ所設ける避難所を64カ所に増やした。通常数百人の避難者は最大5千人を超え、14カ所は満杯に。「コロナ対策で増やしたが増設分の周知徹底が不足していたかも」と担当者は振り返る。

 同県嘉麻市もコロナ対策で定員を4分の1に減らし、17カ所のうち5カ所で定員に達した。うち4カ所は約1時間で満員となり、会員制交流サイト(SNS)も使って他の避難所を案内した。佐賀県白石町も6カ所のうち5カ所で定員を超え、新たに4カ所増設。避難者は想定を大幅に超える1947人となり「報道による台風の危険性の周知が大きかった」と分析した。

 「3密になったらまずいとの意識で、定員の3~4割で受け入れを停止した」と話すのは北九州市。186カ所から203カ所に増やしたが、7カ所で受け入れをやめた。

 222カ所を用意した福岡市は9カ所が収容人数に達し、6日夜に新たに27カ所を開放。直近の台風9号の利用者は34人だったが、今回は最大4472人が避難した。森山浩一地域防災課長は「正直、どれぐらい避難するか予想しにくかった」と打ち明ける。

 記事中には「人気の避難所」とかでてきてもう。

そらまあ、高台だったりエアコンあったり。ペットおるひとはどうするんでしょうかね。

 

長崎市では260カ所(定員2万7千人)の避難所を設け、ピーク時で1万2107人が集まった。余裕はあったものの、特定の場所に希望が殺到して49カ所で満員に。山口典昭危機管理監は「これだけの避難所で満員は初めて」と驚く。 避難者の安全を考え、定員を超えて受け入れた自治体もある。205カ所のうち13カ所が満員になった鹿児島市では、強風の中の移動は危険として定員超えで受け付けた。47カ所中5カ所で定員に達した福岡県大牟田市では、三池地区公民館にその後も避難者が押し寄せ、一部は受け入れた。西田久館長は「雨の中、歩いてきた高齢者らを断ることはできない」と語った。

 

長崎市の人口は18万6千世帯、約40万人。人口の3%が避難した計算になりますなあ。今回は風のふきはじめが夜中の9時くらい、最接近が日をこえた2時、そろそろいいかなー、というのが8時過ぎ、という雰囲気でした。風が予想以上に吹き始めてから避難してこられたかたもいらっしゃるのかなあ。

鹿児島や宮崎だと、あかるいうちに暴風雨となったのでもっと避難しやすかったのかもしれませんね。この辺、地震とおなじく時間帯でずいぶんかわるんだろうな。

 

 

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久留米市は最大瞬間風速29.9mだったそう。これ、どこで計測してるのかなー。

未曽有の台風に備え、多くの市民が避難所に身を寄せた。久留米市では64カ所に最大で計5079人が避難。うち市役所など14カ所が満員となり、近くの避難所を案内する事態になった。市担当者は「通常の台風の避難者は数百人。今回は避難所を増設したが、市民の危機意識が高く、想定を上回った」と話す。

 なんさま、職員の皆様おつかれさまでした。