炭焼きと地域

*炭焼きの窯を見せてもらいました。

 

 

作業場に到着した瞬間、そうそうこうだこうだ、と思い出しました。お取引先が工房たてらしゃったときに埋炭するってんで数十キロ手配したんだった。なつい。

 

写真はみかんの伐採枝。とはいえ、離農されるかたのもの、とのことなのでちょっと寂しい。枝そのまま、でなくて、手入れして形とサイズをそろえて、と二手間かかってます。製品にはならんのだけど、製品にするためのクヌギやカシなんかの周りに積んで、温度の低い部分をカバーするんだ、と。それぞれに役割がありますなあ。

 

 

人間も一緒で、という話で小一時間。いくつもの仕事をかさねること。なりわいのこと。地域のこと。ドローンとAIの話。テックで人口減、とくに労働者減をカバーできるのか。できないのか。テック化=大規模化という暗黙の了解があるんだけど、そうじゃないんだ、ほかの道があるはずなんだ、という想いを深めた一日でした。