炭焼きと、田主丸春祭り

日曜日は黒木で炭焼き。山村塾のイベントでした。

http://www.h3.dion.ne.jp/~sannsonn/


土曜日に焼いてあったのを引き出す作業から。
完全装備です。


出てきた炭を選別、サイズをそろえて袋詰めします。割れたのも多いのですが、それはバーベキューなど向け。


かやを編んで、炭の胴巻きを作っていきます。じーっと考えないと、どこまで紐かけたっけ?と悩んでしまいます。


途中で選手交代、炭焼き窯の中に入って炭をおくりだす作業をしたのですが「おまいが踏んだしこクズ炭になるけんのぉ〜」と塾長に脅され、おっかなびっくり窯の中へ。つっても入り口が非常に狭いので、匍匐前身で。中腰での作業は厳しいものがありました・・・。


途中で失礼して、田主丸へ。
うきはで若竹醤油さんと、若竹酒造、巨峰ワインなどを見学。みな、親戚関係なんですかねー?。


巨峰ワインの地下カーヴ。


併設のレストラン「ホリイゲ」の桜がきれいでした。

眺めもよかろうな、と思いつつ一人なのでそそくさと退散。


若竹酒造ははじめてでしたが、雰囲気はよかったですよ。


田主丸、といえばかっぱ!

由緒正しい(?)風のかっぱ。

田主丸駅を撮影し損ねたなあ。かっぱなんですよ、駅舎が。


風呂に浸かって峠を越えて黒木にもどれば、すでにとっぷりと日が暮れておりまして。

炭窯の火の番をしながらお酒も入り、夕食(という名の宴会)


たいがい寒くなってきたし、そばの小屋に移動してシュラフにくるまって飲みなおし。

この時期にひやおろしを呑むアホがおるもんか、と怒られそうなのですが、冷蔵庫の中で大切にしすぎまして。ごめんなさい。


しかし、寒かった・・・。たぶん最低気温は氷点下。茶畑の除霜ファンがまわる音を聞きながら寝オチしておりました。7時に黒木を出たのですが、その時点でも2度でございました。


工業的な大量生産の炭焼きと違い、山の中で間伐材を利用したりするための昔ながらの炭焼き。火力ももちろん薪ですし、窯を構成する土や石なども基本的にその山にあるものを利用します。


大正うまれのじっさんが7年ほど前に作ったそうですが、ひびが入ったりなんだり。補修せにゃならんねー、と。炭焼き窯をすえる場所選びの話、材料となる木の乾燥具合の話、備長炭の良し悪し、鍛冶屋の好む炭と、焼き鳥屋が好む炭の違いなどなど、焚き火のそばであれこれ教えていただきました。


一晩いぶされたせいでしょうか。今日はやや炭臭いまま仕事しておりました。炭火焼風?