鉱山開発大手のリオ・ティントは1月25日、放射性物質「セシウム137」が入ったカプセルを紛失したと、豪・西オーストラリア州に報告した。
マークス氏はまた、何らかの理由で管理下に置かれなくなった「身元不明線源」の行方が分からなくなった場合、通常見つかることはないと述べた。
「驚くほど多くのこうした放射性物質が紛失され、二度と見つからなくなっている。今回も規制上の失敗があったが、発見された方法は本当にかっこいいと思う」
オーストラリアの放射線審議会は今後、なぜカプセルが落下したのかを調査していく。
おっかねー。まあ、いまどき運行記録はGPSでしょうし、ガイガーカウンターの精度もあがってるので発見は難しくなかったんでしょうけど。
でも、ミスすんのはいつでも人間だ。そう思います。トラックの荷台に雑に積んだのかなあ。
これだけではナンなので、いにしえの原子力電池回収風景でも。
1980年代に旧ロシア圏だったグルジアでダムを造る際、無線中継基地の原子力電池がそのまま放置され、2002年の冬に発見、IAEAが回収したんだとか。なお作業員の作業時間は1人あたり40秒以内。ガイガーカウンターの音がすげええ。
物騒な回収業者さんがうろうろしていますが、この手の屑鉄拾いのせいでスクラップに放射性物質が混ざるのは割と珍しくないらしく、スクラップヤードは受け入れ時にトラックごと放射線を測ってたりするんだそうです。まあ、いまどきのトレンドは太陽光発電のケーブルなんでしょうけど。節子、それ回収やない。窃盗や。