きび麺 回収のおしらせ

創健社より発売されているきび麺。ほんらい含まれていないはずの「そば」が検出されたので回収します、とのこと。

http://www.sokensha.co.jp/news/doc090903.html

ご参考までに、厚生労働省医薬局食品保健部長通知「アレルギー物質を含む食品の検査方法について(平成14年11月6日付け食発第1106001号)」によりますと、エライザ法においてアレルゲン物質が10 ppm以上のものを陽性と判断されております。今回の検査値は1.4ppmと基準を下回っており該当するものではありませんが、弊社の自主的な判断により検出結果についてお客様にお知らせ申し上げます。
本商品につきまして健康を害されたというご報告は現在までございません。

ということで、検出された量は基準値の14%とかなり低いのですが、なにがすごいってきちんと検査しているからこそ出せるリリースだよなあ、ということ。ロットごとにやっているのかなあ。年に一度は取り扱い全商品、農薬だとか化学物質の検査をやっているそうですが。一時期は自社で検査部門もってたし。今はどうなんだろう。


小さいメーカーが多く、検査したくてもコスト面でこういったところまで手がでない、だせない事情もあったりするんですが、財務面できびしくともかけるべきコストはかける。そういう姿勢はすばらしいと思います。なかなかできるこっちゃないよ。ほんと。
知ってるところでは、太田油脂のMSシリーズはロットごとにコンタミネーション(通称コンタミ ライン上に小麦粉がのこってたりして、うっかり混ざっちゃうことをいいます)の検査してらっしゃったかと。ロット、掛け率的に厳しいけど(笑)、そういうメーカーさん、問屋さんの商品は安心できますなー。特に、アレルギー対応を謳う場合はなおさらです。