食の学校 会員大会in十勝

9月9日より「食の学校 会員大会in十勝」に参加してまいりました。

火曜日、スターフライヤーの最終便で東京へ。東京で一泊してANAで千歳へ。そこから電車で帯広へ。ほんとは帯広空港まで飛びたかったのですが、満席&ANA飛んでないので千歳から「スーパーおおぞら」で約二時間。平日の午前中にもかかわらず、わりと満席でした。高速バスと競合しているらしいですね。ちなみに電源があるのはグリーン車のみとのこと。無理〜(笑)


「食の学校」ってのは、代表の塩川先生(通称 校長)が主催される学校。

「食の学校」では、農・水産・畜産業、食品加工メーカー、流通、レストラン、地方自治体など、さまざまな分野で「食」の仕事に携わる人たちが、「おいしくて安全な食べものを食卓に取り戻そう」という、共通 の志をもって「会員」となり、フォーラムや定例セミナー、産地研修などを通 して、「いのちをすこやかに育む」食の本質を学んでいます。

とあるように、取引先を探すのが主目的ではなく、「本物ってなんだろう?」「いのちってなんだろう?」と真剣に考える人たちの集まりです。いろんな分野のスペシャリストが集まっており、塩川先生は食の現場をむすんでおられます。


http://shokunogakkou.com/


大会セミナーの前半は、想いやりファーム代表の長谷川さん。

http://www.omoiyari.com/


北海道の乳業界の現状、なぜチーズづくりが近年脚光を浴びてきたのか、放牧のメリット、デメリット、などなど。ここ、あとで追記します。どこまで書いて良いやら(笑)


後半は、ご存知北見の秋場さん。

先月だっけか。現代農業にも載っておられました。自然農法、無施肥農法の先駆者といっていいでしょう。今年は平年比三倍という例年にない降水量、5月に雹が降ったり、種をまく時期に雨が多かったりと天候に振り回された一年でした、とのこと。


夜は懇親会。帯広の「十勝ビール」で。

http://www.tokachibeer.jp/rest.html

天井があくんでよ!室内なんだけどオープンで。
十勝毎日新聞社の子会社だそうで。ホールの中には、帯広市内の銭湯を建て替え時に出土?したタイルがありました。なんでも、江戸末期〜明治のころのものだそうです。名古屋のあたりから運んできたタイルだそうです。当時は開拓時代。お風呂はなによりの楽しみだったのでしょう。一日の労働を終えた疲れを癒す労働者の目を楽しませたのでしょうか。

六花亭のなかにある美術館。これは帯広市内の銭湯だった建物を移築されたそうです。特徴的な石積みの建物が目をひきますね。札幌の南に石切山があり、そこから軟石がよく出たそうです。馬車鉄道がひかれ、札幌の街並みをつくったのでしょう。ここ帯広まではこんだのかなー?それとも近くの山からきりだしたのかなー?興味は尽きません。