福岡の正食料理教室で使用していた、平和の圧力鍋「PDC-10W」
どうも最近圧力の掛かりが悪いのよ〜、ということでメンテ備忘録。玄米の炊き上がりがどうも硬い、いつもより調理時間が長めになっている、という方、なにかのご参考になれば、と思います。
ちなみに、平和の圧力鍋、PC-28A、PC-45A、PC-60A、PCD-10W、PCD-20Wいずれにも共通するメンテナンスです。
まず、疑ったのパッキン。ま、消耗品ですな。普通に毎日ごはん炊いていたりすると、一年程度で交換です。
「程度」とぼかして書くには訳がありまして。これも定期的にはずしてあらってやってるか、使いっぱなしなのかでちと寿命が違ってきます。細かいことだけれども、地味に効いてくるんですよ。
あと、洗うときに金属製のブラシ、へらなどはやめてくださいね。
ひとまず、パッキン交換後のお姿。このパッキンをはめるにも「場所」というものがありまして。
大きい切りかきには、大きいパッキン側の出っ張りを、小さいところと交互についてますんで、よーく見て、はめこんでください。もちろん、はめこむまえに、蓋側のパッキンがはまる溝もブラシでお掃除を。ブラシも金属製は厳禁ですよ〜。
おにゅうの(死語?)パッキンです。
こちらが「スプリング式のセット」というヤツ。メーカー側のコードはS-2です。定価2100円。アルミの削りだしかな?質感があっていいですねえ。
今回は長いことつかってるので、セットごとかえてみました。
通常ですと、「スプリング式の本体セット」(メーカーコードS-4)で十分かと。
取り外し後、新旧並べてみました。やはり汚れていますね。
パッキンが痩せているのが分かりますか?パッキン(メーカーコードS-6 定価105円)を交換してやるだけでもよかったかも。
余談ですが、取り外しの際は六角レンチ、もしくは当て布をしてからスパナ類を当てることをオススメします。
これは悪いやり方ですよ!アルミのねじ類に傷が入ります。今回はセットで交換したので雑に取り外しましたが、パッキンのみ交換の場合はご注意を。
次はチップ式側の交換、メンテです。
とはいえ、こちらも本体ごと交換なので、はずしてつけるだけ。
こちらも、パッキンが痩せていますね。今回はチップ式のセット
(本体セット+キャップ)(メーカーコードS-1 1365円)で交換しましたが、パッキン(チップ式 メーカーコードS-5 210円)と、S-6のパッキンだけでよかったかも。
ねじ式になっているんですけど、ねじのサイズと締め込みトルクはメーカーさんに確認中です。
#追記 13mmのレンチたぶん15mmです。レンチで軽く締める程度のトルクで、とのこと。家からもってくるかなー。
補修部品の一覧表
http://www.imonoya.co.jp/parts/katate_list_1.html
チップ式のセット
(本体セット+キャップ)(メーカーコードS-1 1365円)
http://www.imonoya.co.jp/parts/img_katate/Img0439.jpg
「スプリング式の本体セット」(メーカーコードS-4 840円)
http://www.imonoya.co.jp/parts/img_katate/Img0440.jpg
パッキン(チップ式 メーカーコードS-5 210円)
http://www.imonoya.co.jp/parts/img_katate/Img0449.jpg
パッキン(メーカーコードS-6 定価105円)
http://www.imonoya.co.jp/parts/img_katate/Img0448.jpg
パッキンの種類が多いので、メーカーコードを言い添えてご注文されたほうがいいと思います。蔵肆ではいずれも在庫しております。お近くの方は持ち込まれてもOKですよ。手があいている限り、対応させていただきます。お電話ください。