三ヶ月で行き詰るなんて


「6月開設「完熟農園」早くも経営難…天候不順で」
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150911-OYT1T50050.html


市や南アルプスプロデュースによると、オープンから8月末までの売上高は当初見込みの半分となる約1億2500万円にとどまる。売り上げ不振の原因は天候不順にあるという。当初、目玉商品に予定していた特産のサクランボが5月の高温で収穫時期が早まったり、主力の桃やスモモも7月の長雨で収穫量が落ち込んだりし、「販売数量を十分に確保できなかった」と説明する。また、青果物を卸す契約農家数も現在、260軒で目標の400軒には達していないことも、品薄状態を解消できない原因になっているという。

中略


 完熟農園は、中込博文・前市長が進めてきた事業で、今年4月の市長選でも争点の一つになった。市はこれまでに整備費など約8億円を投入しており、金丸市長は選挙戦で「完熟農園は市の財政を圧迫しかねない」などと批判。市長就任後は「今後1年間で経営状況を見極め、運営方法を見直すかどうか判断する」としていた。


んじゃー、倍の売り上げあって、1億2500万のうち2500万が粗利であったとしてもですね、経営できていけるのかしらー、と。
そもそもこの手の直売所が多すぎて、契約農家も集まりにくいってのは久留米周辺でも数年前から言われていたことで。いわゆるオーバーストアってやつですね。


しかしまあ、8億円ですか。いちど、見学にいってみたいものです。