書く書く詐欺になりそうなので、先に写真だけ。
2009年10月18日早朝。
もちろん、明け方。
港は引き潮。左上に船が写っていますが、すべてスタックしています。
中央あたりまで濡れていますが、すべて泥。
佐賀の沖合いまで約30分。ついてすぐ作業は始まったのですが、暗くてさっぱり写真は撮れずw
ずばばっと海苔網を積んだ船が通ります。このあと1分くらいして軽い津波がw
素人にはおっかない揺れなんですが、こんなん書いてると笑われてしまいますな。
すぐ隣の小間にも海苔網を積んだ船が到着。作業用の「箱舟」が積んであるのが見えますか?
こちらは、張り終わった小間。これで1/2小間だっけ?
福岡と佐賀では、ちっと海苔網の張り方が違うそうです。佐賀のほうが小間と小間の間隔が広く、福岡は狭いんですが、一小間に貼る網の枚数を間引いているそうな。あまり過密に貼りすぎるとウイルスなどの病気が入りやすくなる、と。そのへんは畑と一緒ですなー。
日が昇る直前にはもうこんな状態。海の上でもラッシュです。
海の上で迎える朝。フェリーでも乗らない限りなかなか体験できんですな。
箱舟に乗せられる海苔網に限りがあるので、数列貼っては船に戻り、また数列貼っては、の繰り返し。
あんたなんばしよっとやー?ってカンジ。すんまっせん、いそがしか時期に。
この、網の下に牡蠣の殻が入った袋が下がっています。で、その牡蠣の殻に「海苔の種」がつけてあるわけです。ちょっと想像しづらいんですが、別エントリーで説明しますんでご安心を。昔は、笹の葉につけてもらって、それを持ってきて、と。ちょっと想像つかんですなあ。
ずいぶんと潮位も上がってきました。海苔網を支える棹の長さに注目!海面から出ている先が朝一番とくらべてずいぶん短くなっています。
車との比較。長さ、わかってもらえるかなあ。ちなみに、棹は短いものでも7m、普通は10m近くあります。これは使う場所(=海の深さ)によって長さがちっとづつ違うそうな。なんぼ遠浅でも、沖合いは深いですもんな。
忙しい中、bure君あれこれありがとう!
今年は、残暑で海水温が高い傾向が続いたため、過去二番目に遅い種付け解禁日だったそうな。初摘みは約一ヶ月後の11月中旬。福岡県側は一日遅れて19日の0時に解禁です。瀬戸内のほうなど、他の産地もおなじように解禁日とかあるのかなあ?