甘木駅のすぐそばにある平田産業さん。
昨年の11月にお邪魔したときに整備中だった国産向けのライン、再整備されて綺麗になっておりました。
平田産業見学記＠2009年11月18日
http://d.hatena.ne.jp/wwwkurashijp/20091118
菜種あぶらに関するちいさなメモ
http://d.hatena.ne.jp/wwwkurashijp/20091106/1257511636
実は昨年11月の時点では、この国産向けのラインは整備中。「綺麗ですねー！」とはなかなか言い難く、写真もかなり選んでました（笑）
いや、工場のなかって写真撮影は気を使うんですよ。いろいろ写しちゃいけんとこもありますし、そもそもカメラ持込禁止の場所や、見学自体お断りのところもたくさんありますから。
しかし、国産菜種を小ロットで、かつクオリティを一定に保ちながら絞ってくれる、というところが少ないんですよね。自然と受け入れ量が増えてきて、これじゃいかん！ということで毎朝の朝礼を短縮、1時間ほどかけて社員総出で手作業で洗浄しました！とのこと。
強い薬剤を使えばそう難しくはないのでしょうが、蒸気での洗浄と、へらでのこそぎ落としが中心の手作業。事務方の社員さんまでも作業服に着替えての作業、大変だったかと思います。
これは国産ラインの絞り行程。上のほうからローストされた菜種が送り込まれ、中央のシルバーの棒が押し込まれて圧搾、菜種油の原油が右下に流れ出しています。泡だっているの、見えます？
ちょいと味見してみましたが、荒っぽい風味のなかに、え？これ菜種？と言ってしまうような素晴らしい香りが広がっていました。
最近では「クセの無い油」ばかりが売れていますが、こういう風味、いいですよー！
6月9日にも、お客様との見学会企画しております。よろしければ、ぜひ。
