遺伝子組換作物の国内栽培に関する認可について


サンスマイルの松浦さんから。以下、彼からのメールを引用、一部読みやすくします。


遺伝子組換えトウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する承認に先立っての意見・情報の
募集(パブリックコメント)について
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/100330.html

がありました。
第一種使用ってなに?と野口種苗の野口さんにお聞きしたり、
http://noguchiseed.com/
調べておりましたら、

「カタルヘナ議定書」にのっとった第一種使用とのことでした。
http://www.bch.biodic.go.jp/bch_2.html


カタルヘナ議定書は、国際協定で
「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律及び関係法令」
のこと。


第一種使用と第二種使用に分かれていて

●第二種使用
 実験室内での研究等の
「環境中への拡散を防止する意図をもって行う使用」

●第一種使用
一般ほ場での栽培や食品原料としての流通等の
「環境中への拡散を防止しないで行う使用」

ということ。


さらに
第一種使用には
 ●流通だけ認めるもの(日本は世界最大の遺伝子組み換え農産物消費国とも言われてます)
 ●流通と国内栽培を認めるもの
があります。


流通は以前からされていますから、驚きませんが(菜種なんかはそうですよー)ここでの問題は【栽培】です。

学識経験者の聴衆はすでにクリアし、最終的認可へのカウントダウンとなっている!

栽培を認めるか否かのパブリックコメントを平成22年4月末まで、募集しています!
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550001193&Mode=0

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550001203&Mode=0


すでに栽培が認めれている作物があることを!
しかもすごい種類!
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/c_list/pdf/01v.pdf
大豆、なたね、とうもろこし、てんさいなど、、


花や、動物ではすでに流通しているのは知っていましたが、

これは知らなかった!


先週、農林水産省に電話で聞いてみましたら、大豆などの作物の栽培は、把握していないとのことで、実際栽培には至っておりませんが、種苗会社がいつでも種を放出できる段階になっているという事です!


パブリックコメントと合わせて不明点は下記にどんどん電話してください!


農林水産省
消費・安全局農産安全管理課組換え体企画班・組換え体管理指導班
電話03-6744-2102

本件に関する詳細は
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/index.html




切なる願いです
お願い!
これ以上、未来の子供たちに不安材料を残すのやめましょうよ!



以上、埼玉の松浦さんからのメールでした。
原子力発電も、基地も、遺伝子組み換えも。「学識経験者による」検討と、「パブリックコメント」というアリバイ作りによって粛々と進められていきます。


過去は、変えられない。でも、未来は変えられる。まだ、間に合うかもしれない。