竹を切ってきたわけですよ。

ちょいと企みごとで、黒木町へ。
山村塾のワークにのっかってきました。



小学校の廃校後を利用して、里山環境保全ワークのベースとなっております。なんだか、懐かしい風景。


韓国、ベルギー、日本がヒゲで結ばれます。


いや、遊びにいってたんじゃなくて。本来の目的はこの方。


前島さん。群馬から来られました。

http://denemon.web.fc2.com/

(竹皮編)の素材は、あのおむすびを包む竹の皮。それを細かく裂いて巻きながら針で縫い込むコイリング手法という丈夫で手ごたえのある技法で作られます。少林山達磨寺(群馬)に滞在した、ドイツ人建築家ブルーノ・タウトによってデザイン指導され生まれました。それまで、上州高崎の地で草履表(南部表)を作っていた職人の技術がタウトによって再発見され、新しい伝統工芸が創りあげられました。福岡県八女地方に産する上質な白竹(学名カシロダケ)を用い、すべてが手仕事ならではのあたたかいぬくもり、素朴さの中にある健康的な力強さを手にとっていただければ感じていただけるはずです。

前川さんの「竹皮編み」は、群馬県高崎の地で作られていた技術を、当時群馬に滞在していたドイツ人建築家ブルーノ・タウトによって見出され再復興されたものです。
前島さんは「かぐや姫プロジェクト」と銘打って、白竹の竹林を守ろうという活動をされています。


2008年には銀座三越で「竹皮編み」の個展など、その技法をあちらこちらで展開されています。


で、その原材料である「竹皮」
もちろん、そのへんに落ちているものを使えばいいやー、ってなもんではなく、竹林を整備し、季節になれば早朝から山に入り良質な竹皮を求めて歩きます。
最盛期であった大正、明治のころは浮羽のあたりまで求めてあるき、八女を拠点に全国へ出荷されていたそうです。用途は、ばれん(懐かしいね!まだ小学校で使ってるかなあ・・・)、下駄や雪駄の畳表など。超高級品だそうです。


また、外側のごわごわした部分はお肉・羊羹の包装に、またおにぎりなどを包む時にも使われたそうです。そういや、うちの店でも販売しております。

「八女の手仕事」
http://yamekougei.exblog.jp/i20/