杉の木立に囲まれた、ほっそーい急坂を登っていくと鎌城地区へ。
こんなにひらけた台地が!とちょっと感動。約60年前に東京は中野あたりから移ってこられて開拓されたそうです。当時はたいした動力も無く、開拓にはご苦労があったかと思います。
まずは肥育用の国産和牛。
わらなんかと、非遺伝子組み換えの配合飼料でそだててあります。
昔は、どこの家にも一頭二頭かっちょってね〜、どこも田んぼつくってたでしょう。牛に鋤やら引かせてさ。出てきた藁は、こうやって餌にしたり、縄あんだり。無駄なとこはなんもなかったもんねー。
ちなみにメスが美味しい。雄牛は???去勢するそうな。
次は乳牛を。ほるすたい〜ん。
おっぱいでけええええ。
一日一回に20kgの牛乳が取れます。
体重約600kg。体重の0.03%の牛乳(=血液)を毎日出すわけです。
体重60kgの人で言うと、毎日2Lのおっぱい…。出るんですか?
ま、牛と人間を同列に考えちゃいけませんね(笑)
でもなんちゅか、肥育牛にせよ、乳牛にせよ「美味しさ」を求める人の業を感じたり。
生後二ヶ月の子牛。らぶりー。
集乳は朝晩一日二回。青ラベルの下郷牛乳は24時間以内にパッキングされます。
酪農家と工場が近いからこそ出来る技ですね。
雪印とかは…まあ、お察しください。