息子が竹でなにやら工作したい、ってんで肥後守購入。
いつのまにやら1000円ちかい高級品となっておりました。自分らのころは紙箱に入っててせいぜい300円くらいだったように思ったんですが。なくして、くやしくって、でも小遣いためて買ったなあ。小学校前のみとまだったか、それとも笠さんげの文房具やだったか。当時は割込み鍛造とかしてなくって、鉄に刃を付けました、って程度だったんでしょうけど。
てっきり熊本で昔から作られてたから肥後って名前で、んじゃー川尻か水俣あたりが発祥だったかな、いまでも作ってるんかな、と調べましたら、最初に手掛けた兵庫県三木の業者の取引先が熊本おおかったんで、肥後守と名付けたらよく売れまして、とあってズコー。図工に使うだけに、ずこう、、、ずこぅ、、いやなんでもないです。なぜか笑介、って漫画ありましたよね。懐かしい。
http://kumamoto-kougeikan.jp/archives/metal/hamono/
まあ、鉛筆もシャーペンとなり、デジタル化となって需要も減っていくんでしょうかね。アニメ制作向けの硬質色鉛筆が12色だったのが4色になって赤一色だけの生産となります、とのこと。原料の調達が、ということらしいけど原材料なのか、それとも練る機械の故障なのか、ちょっと気になるところです。
https://www3.nhk.or.jp/.../20210203/k10012846301000.html
手先を使って書く、というのは大切だと思うんですが。まあ、いまどきですとiPad+ペンシルなんでしょうけど、ツールが進化するのが先か、需要が減って生産を維持できなくなるのが先か。いずれにせよ、谷間を通り抜ける期間はしんどいですな。
そういや、日立金属、安来もやめるって言ってたけどどうなったのかな。
選択と集中、というものの大切さをコロナ禍で思い知りましたが、それでもなあ。