なたねに対する助成金が終了します

平成21年度より、なたねに対する助成金が終了します。これにより、約4割強の原価upとなります。
もちろん、メーカーからの値上げが来ているのですが、お互い泣く所は泣いて2割ちょいのupになりそうです。


なたねの一俵ってのは50kgなのね。現状では需要に生産が追いついていない状況なので、播種前契約栽培(畑にはなにも植わってないけど、たぶんこんだけ出来るから出来ただけ買ってね)という。なにそれこわい。



んじゃー、外国産のを買えばいいじゃない、とか短絡しそうなんですけど、畑の保護(土は死んだら元に戻るまで最低20年はかかるよ)とか、労働力の確保(雇用対策にはならんのかなー)、とかいろいろ考えてもらいてえなあ、と思います。

そもそも外国産は、品種の違い(=油の質が違ってきますよね)、ラウンドアップレディーな品種(種と農薬をセットで販売するやりかたです。特定農薬の使用を前提とした種作り)、遺伝子組み換え(なたねは混雑しやすいです。千葉の港から製油工場までの道のりで、国内では無いはずの遺伝子組み換え品種が発見されたりしていたはず。ソース無し)なんで、あまり国内には入れたくないなあ。まあ、業務用の揚げ油なんかはほとんどこの手のものなんでしょうけど。大豆油もしかりですなー。